新たな門出 -リフト&ゴンドラ完成披露式-
2021年も終わりを迎えようとしています。この1年を振り返ると真っ先に頭に浮かぶのはちょうど1か月前の今日。HANAZONOは記念すべき日を迎えました。その1日を振り返ります。
フランスPOMA社製リフト・ゴンドラの完成
2021年11月30日、HANAZONOリフト&ゴンドラの完成披露式を開催しました。長年準備を続けようやく完成に至り、皆様にお披露目となった記念すべき日です。
披露式は日本ハーモニー・リゾートの親会社のPacific Century Premium Developments(PCPD)の本拠地香港と中継を結びながら行い、PCPDの副会長兼グループマネージングディレクターベンジャミン・ラム氏からはご参加の皆さまへの挨拶をお届けすることができました。そして日本ハーモニー・リゾートの代表であるコリン・ハクウォースのスピーチでは、どれほど今日が歴史的な1日で、また皆様のお力添えなしには完成に至らなかったという心からの感謝の気持ちをお届けしました。
HANAZONOは私たちの夢、そして夢は実現する
代表取締役コリン・ハクウォースのスピーチを一部抜粋しご紹介します。
皆様には、記念すべきヒストリーの証人としてこの場所にお越しいただきました。私達が当初より皆様にお約束した、ハイクオリティな設備とサービスを備えた最高水準のリゾート。今日、私たちはその約束を実現し、さらにその先へと進んでいきます。
私たちが作ったのは単なる「スキーリフト」ではなく、例えば「四季おりおりの体験を人々に運ぶためにつくられた特別なワンダーリフト」、というような名前で呼びたい程のストーリーを持ったものです。
HANAZONOは私たちの夢です。皆様に本日ご覧いただいているのは ”夢は実現する" ということです。そして皆さまには私たちの夢の一部になっていただきたい、そう強く願っています。
日本ハーモニー・リゾート 代表取締役コリン・ハクウォース
スイスのファッツァー社製ワイヤー
HANAZONO第1リフト、HANAZONOシンフォニーゴンドラの完成にあたり多大な貢献をいただきました皆さまへ記念品をお贈りしました。記念品は今回建設したリフト・ゴンドラに使われているワイヤーをカットしたものです。ワイヤーの直径は52㎜、スイスのファッツァー社製です。ワイヤー同士が擦れあって摩耗することを防ぐため、芯材は樹脂で出来ており、高い真円度と耐久性、長寿命を誇ります。30cmにカットし、断面を見えるようにしたワイヤーを記念品として贈呈しました。
そして索道メーカーのPOMA様より、リフト・ゴンドラの完成を祝して記念の盾を頂戴しました。
御社のパートナーであることを大変光栄に思います。
2つの新しいリフトによって、ニセコHANAZONOが日本でも世界でも「唯一無二」な存在であり続けることができると確信しています。
感謝との意を込めてこの盾をお贈りします。
POMA 取締役 Fabien FELLI(ファビアン・フェリ)
お祝いのパフォーマンス
HANAZONOシンフォニーゴンドラ山麓駅舎前まで移動し、テープカットを行いました。ラグジュアリーなHANAZONOリボンにハサミを入れます。実はこの時、テープカッターの皆さんがかぶっている帽子は、POMA様に作成いただいたオリジナルニット帽です。ありがたいですね。
そして、この記念すべき日を祝うため、シャンパンサーベルというパフォーマンスを行いました。シャンパンサーベルは、中世フランスの海軍が出航式に行っていた儀式で、航海の無事と戦いの勝利を祈願し、船長が刀でシャンパンの首を切り飛ばたことが起源とされています。現在では、新たな旅立ちを祝う縁起の良い演出としてフランスを中心に親しまれています。
ゴンドラ試乗会
最後に、皆様お待ちかねのHANAZONOシンフォニーゴンドラの試乗会です。インディビジュアル型の本革シートに着席しながら約5分間の空中遊泳。そして山頂駅舎では、普段は一般公開していない格納機能などを特別にお見せしました。
未来へ向かって
新たなリフトとゴンドラは、今もこれからも、あらゆる層のお客様に楽しんでいただくため設計されました。そしてこれらの完成は、ワイスへのリゾート拡大に向けた序章の始まりでもあります。ぜひこの先のHANAZONOにもご注目ください。
どのような夢もこのHANAZONOで叶えていただければ、これほど嬉しいことはありません。
日本ハーモニー・リゾート 代表取締役コリン・ハクウォース